スカウトされるフリーランスエンジニアというのは、テクニカルスキルのレベルや経験値が一般的なエンジニアより高いのは、当然のことですが、テクニカルスキルのレベルや経験値が高いエンジニアであっても、チームで取り組むプロジェクトの場合には、そのヒューマンスキルに難があると、スカウトの対象にはなりにくくなります。
つまり、テクニカルスキルがあり、なおかつヒューマンスキルに富んだエンジニアが好まれる傾向があります。
では、そのヒューマンスキルとは、どのようなものでしょうか。
わかりやすくいえば、人間的な魅力とでもいうのでしょう。
実際にチームで1つのプロジェクトに取り組む場合には、エンジニア間でさまざまな形での意思疎通が必要とされます。
また、どんなに優秀なエンジニアであっても、初めてのクライアントであったり、初めての作業であれば、自分の経験による思い込みを捨てて、チームリーダーやマネージャーの指示を素直に聞くといった謙虚な姿勢も必要です。
クライアントとの打ち合わせやチーム内での仕様書の確認、各自の作業内容の確認など、通常の仕事の流れでもエンジニア同士のコミュニケーションは必要となります。
コミュニケーションが円滑に行えているチームのプロジェクトは、スケジュール通り順調に流れるものです。
万が一トラブルが起こった場合でも、コミュニケーションが円滑であれば、各自の状況などを共有することによって原因の究明がスムーズに行えますので、トラブル対処に余計な時間をかけなくて済むといった好循環が起こるでしょう。